Yominews Yominews
Culture ED.271

土も掘れる?本物のスコップがついた驚きのスマホケース

Digging In: Testing an Absurd Shovel Smartphone Case

要約ようやくThe story in English

What happens when you attach a smartphone to a real metal shovel and carry it around for a week?

Digging In: Testing an Absurd Shovel Smartphone Case

The same story at several JLPT levels. Tap a level to switch, and all levels are free.

本物ほんものの スコップに、スマホが ついています。
おもちゃの 形かたちでは ありません。
本物ほんものの、鉄てつの スコップです。
「デイリーポータルZ」の 人ひとが、これを 1しゅうかん 使つかいました。

第1章: ネットで 見つけた 変な ケース

この ケースは、外国がいこくの ネットの 店みせで 売うられていました。
スコップに、透明とうめいな ケースが はって あります。
テープで ついているので、はずすことも できます。
はずすときは、金属きんぞくの いい音おとが します。
編集へんしゅう長ちょうの 林はやしさんが これを 見みつけました。
そして、ライターの んちゅたぐいさんに わたしました。
ほかにも、魚さかなの人形にんぎょうや 便器べんきの ケースも ありました。

第2章: 買い物も 電話も できます

スコップには、手てでもつ ところが あります。
おなかに あてると、画面がめんが ちょうど よく 見みえます。
電話でんわを するときも、手てでもって 耳みみに あてます。
ある日ひ、お昼ひるの お弁当べんとうを 買かいに 行いきました。
スコップの まま、画面がめんを 店みせの 人ひとに 見みせました。
バーコードで お金かねを はらうためです。
店みせの 人ひとは 「すごいですね!」と、とても わらいました。
家いえでは、かべに 立たてかけると 画面がめんが 見みやすいです。

第3章: 公園で 土を ほってみました

これは スコップなので、土どを ほることも できます。
公園こうえんの すな場ばに 行おこなって、あなを ほりました。
ほった あなに スコップを さすと、一人いちにんで 立たちます。
そこに スマホを つけると、自分じぶんで 写真しゃしんが とれます。
でも、スコップの 先さきが まがっています。
そのため、カメラが 下したを むいてしまいます。
写真しゃしんに 入はいるために、地面じめんに はいつくばる 必要ひつようが ありました。

第4章: スマホを 見る 時間が へりました

1しゅうかん 使つかって、わかったことが あります。
それは、スマホを 見みる 時間じかんが へったことです。
スコップは、とても 重おもいです。
そして、外そとでは とても 目立めだちます。
電車でんしゃの中なかで 出だすのは、はずかしいです。
だから、スマホの かわりに 本ほんを 読よむように なりました。

スマホを 見みすぎない ために、一番いちばん いい道具どうぐかも しれません。

手てに持もっているのはスマートフォンですが、見みた目めは完全かんぜんに園芸えんげいで使つかう鉄てつのスコップです。

ウェブサイト「デイリーポータルZ」のライター、んちゅたぐいさんは、編集へんしゅう長ちょうの林はやしさんから「スコップのスマホケース」をもらいました。これはスコップの形かたちをしたプラスチックのケースではありません。本物ほんものの金属きんぞくスコップに、透明とうめいなケースをマジックテープで貼はり付つけただけのものです。海外かいがいの通販つうはんサイトで見みつけて購入こうにゅうしたといいます。

第1章: 街で使うと注目の的になる

ライターは、このスコップをスマホケースとして1週間使つかってみることにしました。スコップには取とっ手てがあるので、意外いがいと手てで持もちやすい形かたちをしています。お腹なかに取とっ手てを当あてると、画面がめんが見みやすい角度かくどになりました。そのまま耳みみに当あてれば電話でんわもできます。

しかし、外そとで持もち歩あるくととにかく目立めだちます。お昼ひるにお弁当べんとう屋やさんへ行いき、スコップについた画面がめんを出だしてバーコード決済けっさいをしてみました。すると店員てんいんさんが「やべぇ!いかれてるよ!」と大笑おおわらいしてくれました。「電車でんしゃの中なかで通報つうほうされちゃうよ」と心配しんぱいされながらも、お店みせの人ひとと楽たのしく話はなしが弾はずんだそうです。

第2章: 自分で掘った穴に刺してスタンドにする

このスマホケースの一番いちばんの特徴とくちょうは、土どを掘ほることができる点てんです。ライターは公園こうえんの砂場すなばに行いき、実際じっさいに土どを掘ほってみました。

しっかり穴あなが掘ほれたら、そこにスコップの取とっ手てを突つき刺さします。すると、スコップが地面じめんにしっかりと立たちました。そこにスマホを取とり付つけると、まるでカメラ用ようのスタンド(一脚いちきゃく)のように使つかえます。これを使つかえば、離はなれた場所ばしょから自じ撮とり写真しゃしんを撮とることができます。

ただし、スコップの先さきが少すこし曲まがっているため、カメラが下したを向むいてしまいます。写真しゃしんの枠わくに入はいるためには、地面じめんに這はいつくばらなければなりませんでした。

第3章: スマホの見すぎをやめられる効果

家いえの中なかでも使つかってみました。ベッドの上うえに置おくと、スコップが重おもすぎて手前てまえに倒たおれてしまいます。そこで部屋へやの壁かべに立たてかけてみると、目線めせんの高たかさに合あって動画どうがが見みやすくなりました。

実際じっさいに1週間使つかってみて、意外いがいな効果こうかもありました。スマホを見みる時間じかんがとても減へったのです。スコップはずっと持もっていると重おもく、外そとで出だすと恥はずかしいからです。電車でんしゃの中なかでスマホを出だしにくくなったため、代かわりに本ほんを読よむ時間じかんが増ふえました。

便利べんりかどうかと聞きかれたら困こまりますが、画面がめんから目めを離はなしたい人ひとには、一番いちばんおすすめのケースかもしれません。

片手かたてで掲かかげられたスマートフォンをよく見みると、その背後はいごには見慣みなれたポリカーボネートでも革かわでもなく、無骨ぶこつな金属きんぞくの刃はと一本いちほんの頑丈がんじょうな柄えが鎮座ちんざしていました。[1][4]「スコップを模もしたケース」ではなく、本物ほんもののスコップそのものにスマートフォンが装着そうちゃくされているのです。

ウェブメディア「デイリーポータルZ」のライターであるんちゅたぐい氏しが、編集へんしゅう長ちょうの林はやし雄司ゆうじ氏しから突如とつじょとして手渡てわたされたのは、海外かいがい通販つうはんサイトのAliExpressで販売はんばいされていたという前代未聞ぜんだいみもんの品しなでした。透明とうめいなケースを介かいしてマジックテープで金属きんぞく製せいスコップと合体がったいしたこの端末たんまつを、氏しは丸まる1週間にわたって日常にちじょうで運用うんようし、その使つかい心地ごこちを検証けんしょうしました。

第1章: 「物体」にスマホを貼ればケースになるのか

この奇妙きみょうな製品せいひんの構造こうぞうは、極きわめて原始げんし的てきかつ強引ごういんなものでした。本体ほんたいとは別べつに透明とうめいなスマートフォンケースが付属ふぞくしており、それを物体ぶったい側がわに接着せっちゃくすることで「物体ぶったいを含ふくむ全体ぜんたい」をひとつのスマホケースと言いい張はる仕様しようです。AliExpress上じょうには便器べんきや立だて看板かんばん、巨大きょだいな魚さかなの人形にんぎょうなど、およそ携帯けいたい機器ききとは無縁むえんなオブジェクトに透明とうめいケースを貼はり付つけただけの製品せいひんが多数たすう並ならんでおり、このスコップもその一角いっかくを占しめていました。

もしこの論理ろんりが通用つうようするなら、部屋へやの壁かべにケースを貼はり付つければビル全体ぜんたいが、地面じめんに埋うめれば地球ちきゅうそのものがケースになり得えます。スマホとスコップはマジックテープで留とめられており、剥へがすたびに金属きんぞくが共鳴きょうめいして「ジャキィン」という鋭するどい音おとが響ひびくなど、早はやくも実用じつよう性せいの枠組わくぐみを大おおきく逸脱いつだつしていました。

第2章: 予想外の利便性と周囲の困惑

半信半疑はんしんはんぎのまま街まちへ持もち出だしたところ、意外いがいな利便りべん性せいが明あきらかになります。スコップの取とっ手て部分ぶぶんをお腹なかに突つき立たてるように構かまえると画面がめんが絶妙ぜつみょうな角度かくどで固定こていされ、耳みみに当あてて通話つうわする際さいにも金属きんぞくのブレード部ぶが音おとを遮さえぎる壁かべとして機能きのうする感触かんしょくがありました。

しかし、社会しゃかい的てきな摩擦まさつは避さけられません。昼ひる時じにお弁当べんとうを購入こうにゅうし、バーコード決済けっさいのためにスコップごと画面がめんを差さし出だした際さいには、陽気ようきな店員てんいんから「マジ? いかれてるよ、それ」「通報つうほうされちゃうよ」と大おおいに面白おもしろがられる事態じたいとなりました。周囲しゅういの視線しせんに耐たえかねて通報つうほうを心配しんぱいしながら歩あるく姿すがたは、便利べんりさの代償だいしょうとしてはあまりに重おもいものでした。

第3章: 掘って刺す、自立型一脚への昇華

真骨頂しんこっちょうが発揮はっきされたのは公園こうえんの砂場すなばでした。[1]「土どを掘ほれる」という、市販しはんのどの耐衝撃しょうげきケースにも備そなわっていない絶対ぜったい的てきなアドバンテージを検証けんしょうするためです。

背面はいめんのスマホを取とり外はずして地面じめんに深ふかい穴あなを掘ほり、本来ほんらいの姿すがたに戻もどったスコップの取とっ手てをその穴あなへ勢いきおいよく突つき刺さします。[1]すると、自みずからが掘ほった穴あなに自立じりつする頑丈がんじょうな「一脚いちきゃく」が完成かんせいしました。ここにスマホを再ふたたび貼はり付つければ、タイマー撮影さつえいや縦たて型がた動画どうがの撮影さつえい用ようスタンドへと変貌へんぼうを遂とげます。ただし、刃先はさきの微妙びみょうなカーブによってカメラが下向したむきになり、撮影さつえい者しゃが砂すなの上うえを這はいつくばらなければ画が角かくに収おさまらないという、思おもわぬ欠陥けっかんも露呈ろていしました。

第4章: デジタルデトックスという予期せぬ結末

1週間の実験じっけんを終おえて浮うかび上あがった最大さいだいの収穫しゅうかくは、逆説ぎゃくせつ的てきにも「スマートフォンの使つかいすぎが劇的げきてきに改善かいぜんされた」という事実じじつでした。自宅じたくのベッドサイドでは壁かべに立たてかけないと重おもみで倒たおれ、外出がいしゅつ先さきでは異様いような威圧いあつ感かんを放はなつため、電車でんしゃ内ないなどで安易あんいに画面がめんを開ひらく気力きりょくが削そがれます。

結果けっかとして手持てもち無沙汰ぶさたな時間じかんは読書どくしょなどへ充あてられ、図はからずもデジタルデトックスが達成たっせいされました。過度かどな保護ほご性能せいのうや付加ふか機能きのうを競きそい合あう現代げんだいのケース市場しじょうにおいて、圧倒的あっとうてきな物理ぶつり的てき質量しつりょうと土どを掘ほる機能きのうを持もつこの鉄てつの塊かたまりは、「携帯けいたい電話でんわを携帯けいたいするとはどういうことか」という根源こんげん的てきな問といを突つきつけています。

Key vocabulary

注目の的 (ちゅうもくのまと)center of attention
通報 (つうほう)report to police or authorities
這いつくばる (はいつくばる)to crawl on hands and knees; grovel
Sources11

Yominews stories are original Japanese adaptations of credited reporting, written with AI assistance at several JLPT levels and reviewed by a person before they are published. Read the full reporting at the sources above to support the original publishers.

質問しつもん

Questions & answers

What is "Digging In: Testing an Absurd Shovel Smartphone Case" about?

What happens when you attach a smartphone to a real metal shovel and carry it around for a week?

What JLPT level is this Japanese news story?

This story is written at JLPT N4, N3 and N1. Yominews rewrites the same news at several JLPT levels with furigana over the kanji, so you can read it at your level and switch levels with the tabs on the page. Reading is free and needs no account.

Where does this Japanese news story come from?

This is an original Japanese-language adaptation written by Yomimaru for learners, based on reporting from dailyportalz.jp, rocketnews24.com, my-best.com and other outlets. It is not a republished source article; the original reporting is linked in the sources.

始めようはじめようGet Started

Read this story in Yomimaru

Tap any word for instant lookups, ask Tomo-Sensei to explain the grammar, and save words to your own study deck.

文化ぶんかRelated stories
最新さいしんMore from Yominews

The latest stories, in easy Japanese

A short email whenever we publish: the newest stories at your JLPT level, with furigana and an English summary. No spam, unsubscribe anytime.