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Culture ED.293

銭湯の壁に富士山が多い理由と絶対に夕焼けを描かない秘密

Why Mount Fuji Rules Bathhouse Walls and Sunsets Are Strictly Taboo

要約ようやくThe story in English

Behind the painted Mount Fuji murals of Tokyo bathhouses lies an unwritten commercial code where sunsets and falling leaves are strictly forbidden.

Why Mount Fuji Rules Bathhouse Walls and Sunsets Are Strictly Taboo

The same story at several JLPT levels. Tap a level to switch, and all levels are free.

第1章: お風呂の壁の大きな絵

日本にっぽんの「銭湯せんとう」を知しっていますか。
銭湯せんとうは、町まちの大おおきなお風呂ふろ屋やさんです。
広ひろい湯船ゆぶねに入はいると、目めの前まえの壁かべに大おおきな絵えがあります。
そこには、青あおい空そらと大おおきな富士山ふじさんがよく描えがかれます。
温あたたかいお湯ゆに入はいりながら山やまを見みると、とても気持きもちがいいです。

第2章: かいてはいけない3つのもの

銭湯せんとうのペンキ絵えには、描えがいてはいけないものがあります。
それは「夕日ゆうひ」と「紅葉こうよう」と「猿さる」です。

夕日ゆうひは西にしの空そらに沈しずみます。
お風呂ふろ屋やさんの商売しょうばいが沈しずむと、お金かねがなくなってしまいます。
だから、夕日ゆうひは絶対ぜったいに描えがきません。
絵えの空そらは、いつも明あかるい朝あさや昼ひるの景色けしきです。

紅葉こうようも同おなじです。
秋あきの赤あかい葉はは、木きから落おちてしまいます。
「落おちる」ことや「赤字あかじ」になることは、商売しょうばいによくありません。
また「猿さる」は「去さる」と同おなじ音おとです。
お客きゃくさんが去さっていく絵えは、描えがかない決きまりです。

第3章: どうして富士山になったのか

銭湯せんとうに初はじめて富士山ふじさんが描えがかれたのは、1912年でした。
東京とうきょうの神田かんだにあった「キカイ湯ゆ」という銭湯せんとうです。
お店みせの主人しゅじんは、子こどもたちにお風呂ふろを喜よろこんでほしいと思おもいました。
絵えをたのまれた川越かわごえ広ひろ四郎しろうさんは、静岡しずおか県けんの出身しゅっしんでした。
川越かわごえさんは、自分じぶんのふるさとにある富士山ふじさんを描えがきました。

この富士山ふじさんの絵えは、とても評判ひょうばんになりました。
そして東京とうきょう中ちゅうの銭湯せんとうへ広ひろがっていきました。
絵師えしは、青あお、赤あか、黄き、白しろの4色のペンキを使つかいます。
お風呂ふろ屋やさんが開ひらく前まえの短みじかい時間じかんで、一気いっきに描えがきあげます。

第4章: お風呂屋さんに行ってみよう

今いま、この絵えを描えがくプロの絵師えしはとても少すくないです。
富士山ふじさんの絵えは、東京とうきょうを中心ちゅうしんとした関東かんとうの銭湯せんとうでよく見みられます。
男おとこ湯ゆと女おんな湯ゆで、描えがかれている景色けしきがちがうこともあります。

もし日本にっぽんの銭湯せんとうに行いったら、ぜひ壁かべの絵えを見みてください。
そこには、明あかるい太陽たいようの光ひかりと、縁起えんぎのいい富士山ふじさんが広ひろがっています。

日本にっぽんの町まちにある銭湯せんとうに入はいると、広ひろい壁かべに大おおきな富士山ふじさんの絵えが見みえます。

温あたたかいお湯ゆに入はいりながら山やまをながめると、とても気持きもちがいいですね。

でも、この絵えをよく見みると、ある不思議ふしぎなルールに気きがつきます。

それは、絵えの中なかの空そらがいつも明あかるい昼ひるや朝あさで、夕焼ゆうやけが絶対ぜったいにないことです。

第1章: 湯船の前に広がる大きな富士山

銭湯せんとうの壁かべに描えがかれる景色けしきを「ペンキ絵え」と呼よびます。

窓まどが少すくないお風呂ふろ場じょうでも、広ひろい絵えがあると開放かいほう感かんを感かんじられます。

日本にっぽん銭湯せんとう文化ぶんか協会きょうかいの町田まちだ忍しのぶさんによると、特とくに「西伊豆にしいず」「三保みほの松原まつばら」「富士ふじ五湖ごこ」の景色けしきが人気にんきです。

山やまのふもとに海うみや湖みずうみが描えがかれます。

絵えの水面すいめんとお風呂ふろのお湯ゆがつながって見みえるため、とても広ひろく感かんじます。

しかし、美うつくしい夕焼ゆうやけ空そらや、赤あかいもみじの葉ははほとんど見みられません。

きれいな景色けしきなのに、なぜ描えがかないのでしょうか。

第2章: 絶対に描いてはいけない3つの約束

実じつは、銭湯せんとうの絵えには描えがいてはいけない「3大だいタブー」があります。

それは「夕日ゆうひ」「紅葉こうよう」「猿さる」の3つです。

銭湯せんとうを経営けいえいする人ひとたちは、商売しょうばい繁盛はんじょうをとても大切たいせつにします。

夕日ゆうひは「日ひが沈しずむ」ので、「商売しょうばいが沈しずむ」ことや「景気けいきが落おちる」ことを連想れんそうさせます。

また、秋あきの紅葉こうようは「葉はが赤あかくなって落おちる」ため、「赤字あかじ」や「客きゃくが落おちる」意味いみにつながります。

「猿さる」も「客きゃくが去さる」という言葉ことばに似にているので嫌いやがられます。

そのため、沈しずむ夕日ゆうひではなく「朝日あさひ」を描えがきます。

そして、葉はが落おちない緑みどりの「松まつ」を描えがくのが基本きほんです。

美うつくしい赤あか富士ふじを描えがくときも、「朝日あさひに照てらされた富士山ふじさん」という設定せっていにしています。

第3章: 富士山の絵が始まった歴史と広告の仕組み

銭湯せんとうに初はじめて富士山ふじさんが描えがかれたのは、1912年のことです。

東京とうきょうの神田かんだ猿楽さるがく町まちにあった「キカイ湯ゆ」の主人しゅじんが発案はつあんしました。

「子こどもたちに喜よろこんでお風呂ふろに入はいってほしい」と考かんがえたからです。

そこで、静岡しずおか県けん出身しゅっしんの画家がかである川越かわごえ広ひろ四郎しろうさんに壁画へきがを頼たのみました。

川越かわごえさんは自分じぶんのふるさとのシンボルである富士山ふじさんを描えがきました。

富士山ふじさんは形かたちが美うつくしく、下したに向むかって広ひろがる姿すがたは縁起えんぎが良よいとされています。

この絵えが評判ひょうばんになり、東京とうきょうの銭湯せんとうへ一気いっきに広ひろまりました。

その後ご、広告こうこく代理だいり店てんが壁かべの下したに看板かんばんを出だすビジネスを始はじめました。

会社かいしゃから広告こうこく料りょうをもらう代かわりに、絵師えしに頼たのんで無料むりょうで絵えを新あたらしく描えがいたのです。

この仕組しくみのおかげで、富士山ふじさんの絵えは関東かんとうの銭湯せんとうに定着ていちゃくしました。

第4章: 銭湯へ行くときに見てほしいポイント

実じつは、銭湯せんとうの富士山ふじさんは関東かんとうを中心ちゅうしんとした文化ぶんかです。

関西かんさいの銭湯せんとうではペンキ絵えよりもタイル絵えが多おおく、富士山ふじさんはあまり見みられません。

また、男おとこ湯ゆと女おんな湯ゆの両方りょうほうに富士山ふじさんを描えがくことは少すくないです。

男おとこ湯ゆに富士山ふじさんがあれば、女じょ湯ゆは別べつの景色けしきになることが多おおいです。

ペンキ絵えは湿気しっけで傷いたむため、数年すうねんごとに新あたらしく描えがき直なおされます。

現在げんざい、活躍かつやくしているプロの銭湯せんとう絵師えしはごくわずかしかいません。

丸山まるやま清人きよひとさんや中島なかじま盛夫もりおさん、そして若わかい田中たなかみずきさんたちが技わざを受うけ継ついでいます。

もし銭湯せんとうへ行いく機会きかいがあれば、ぜひ壁かべの上うえのほうを見みてください。

青あおい空そらや縁起えんぎの良よい松まつの木きから、お風呂ふろ屋やさんの温あたたかい願ねがいが伝つたわってきます。

暖簾のれんをくぐり、湯煙ゆけむりに包つつまれた浴場よくじょうへ足あしを踏ふみ入いれると、高たかい天井てんじょうの正面しょうめんに雄大ゆうだいな青あおい富士山ふじさんが視界しかいいっぱいに広ひろがります。日本にっぽん、特とくに関東かんとうの銭湯せんとうを訪おとずれたことがある方ほうなら、一度いちどはこのペンキ絵えを目めにしたことがあるのではないでしょうか。心地ここちよい湯ゆに浸つかりながら遠とおくの山並やまなみを眺ながめる時間じかんは、日常にちじょうの喧騒けんそうを忘わすれさせてくれる格別かくべつのひとときです。

しかし、この壁画へきがをじっくり観察かんさつしてみると、ある不思議ふしぎな事実じじつに気きづきます。描えがかれているのはいつも爽さわやかな青空あおぞらか朝あさの光ひかりであり、情緒じょうちょ豊ゆたかな「夕焼ゆうやけ」や鮮あざやかな「紅葉こうよう」が描えがかれることはまずありません。そこには、長ながい歴史れきしの中なかで銭湯せんとうの経営けいえい者しゃや職人しょくにんたちが受うけ継ついできた、厳格げんかくな決きまり事ごとと切実せつじつな願ねがいが隠かくされています。

第1章: 湯気の向こうにそびえる青富士

銭湯せんとうの壁かべ一面いちめんに描えがかれる巨大きょだいな風景ふうけい画がは、一般いっぱんに「ペンキ絵え」と呼よばれています。浴槽よくそうのすぐ上うえに広ひろがるその景色けしきは、単たんなる室内しつないの装飾そうしょくにとどまりません。銭湯せんとうの浴室よくしつは外そと光こうを取とり入いれる窓まどが限かぎられており、どうしても閉鎖へいさ的てきな空間くうかんになりがちです。そこに青空あおぞらや遠とおくの山やま、そして海うみや湖みずうみといった水辺みずべを描えがくことで、視覚しかく的てきな奥行おくゆきと圧倒的あっとうてきな開放かいほう感かんが生うまれます。

なかでも圧倒的あっとうてきな定番ていばんとして君臨くんりんしているのが富士山ふじさんです。富士山ふじさんは日本にっぽんの象徴しょうちょうであり、古ふるくから信仰しんこうの対象たいしょうとしても親したしまれてきました。その裾野すそのが広ひろがる優美ゆうびな姿すがたは「末広すえひろがり」を意味いみし、古来こらいより大変たいへん縁起えんぎが良よいものと尊たっとばれています。さらに、湯気ゆげの立たち込こめる浴室よくしつの遠とおくからでも一目いちもくでそれと分わかる明快めいかいな稜線りょうせんを持もち、絵えの手前てまえに描えがかれた湖みずうみや海うみの景色けしきが手前てまえの湯船ゆぶねへと自然しぜんにつながっていくような構図こうずを作つくり出だせる点てんも、富士山ふじさんが選えらばれ続つづける理由りゆうです。

一般いっぱん的てきには、男おとこ湯ゆと女おんな湯ゆの仕切しきり壁かべを挟はさんでどちらか一方いっぽうに富士山ふじさんの主峰しゅほうが描えがかれ、もう一方いっぽうには別べつの風景ふうけいが配はいされることが慣例かんれいとなっています。

第2章: 決して描かれない「夕日」と「紅葉」――商売繁盛を願う3大タブー

絵師えしたちが筆ふでを執とる際さい、決けっして描えがいてはならないとされるモチーフが存在そんざいします。それが「夕日ゆうひ」「紅葉こうよう」「猿さる」の3つであり、銭湯せんとう業界ぎょうかいにおける三さん大だいタブーとされてきました。

夕暮ゆうぐれの空そらに浮うかぶ富士山ふじさんは絵画かいがとして非常ひじょうに風情ふぜいがありますが、銭湯せんとうの壁画へきがでは厳きびしく避さけられます。日ひが「沈しずむ」「落おちる」という情景じょうけいが、「家業かぎょうが沈しずむ」ことや「景気けいきの衰退すいたい」を強つよく連想れんそうさせてしまうからです。そのため、絵えの中なかの空そらは常つねに明あかるい昼間ひるまの青空あおぞらか、あるいは昇のぼる「朝日あさひ」に照てらされた光景こうけいでなければなりません。

同様どうようの理由りゆうから、日本にっぽんの秋あきを彩いろどる「紅葉こうよう」も敬遠けいえんされます。葉はが赤あかく染そまることは商売しょうばいにおける「赤字あかじ」に通つうじ、さらに葉はが「散ちる」「落おちる」様子ようすがお客きゃくの離散りさんや没落ぼつらくを連想れんそうさせるためです。銭湯せんとうでは、季節きせつを特定とくていするようなモチーフを避さけ、葉はを落おとさない常緑じょうりょくの「松まつ」などを配置はいちして繁栄はんえいを願ねがうのが通例つうれいとなっています。

そして3つ目めのタブーが「猿さる」です。これは単純たんじゅん明快めいかいな語呂合ごろあわせで、「去さる」に通つうじることから「客きゃくが去さる」事態じたいを避さけるためです。たとえ民話みんわの絵えであっても、猿さるが登場とうじょうする場面ばめんは描えがかれません。

一般いっぱんの絵画かいがではめでたいとされる「赤あか富士ふじ」に関かんしても、浴室よくしつが熱あつい場所ばしょであるため暖色だんしょく系けいが避さけられがちであるほか、描えがく場合ばあいはあくまで「朝日あさひに映はえる富士ふじ」という設定せっていにするなど、細心さいしんの配慮はいりょがなされています。

第3章: 大正時代のアイデアと広告ビジネスが生んだ名景

そもそも、なぜ銭湯せんとうの壁かべにペンキで富士山ふじさんを描えがく文化ぶんかが定着ていちゃくしたのでしょうか。その発祥はっしょうは1912年(大正たいしょう元年がんねん)、東京とうきょうの神田かんだ猿楽さるがく町まちにあった「キカイ湯ゆ」という銭湯せんとうに遡さかのぼります。経営けいえい者しゃの東あずま雄三郎ゆうさぶろうさんが施設しせつを増築ぞうちくするにあたり、「子こどもたちに喜よろこんでお風呂ふろに入はいってもらいたい」と願ねがい、画家がかの川越かわごえ広ひろ四郎しろうさんに壁画へきがを依頼いらいしました。

静岡しずおか県けん出身しゅっしんであった川越かわごえさんは、自身じしんの故郷こきょうを代表だいひょうする名山めいざんであり、誰だれもが憧あこがれを抱いだく富士山ふじさんを壁かべ一面いちめんに描えがきました。これが利用りよう客きゃくの間まで評判ひょうばんを呼よび、東京とうきょう中ちゅうの銭湯せんとうへと急速きゅうそくに広ひろまっていったと伝つたえられています。特とくに西伊豆にしいず、三保みほの松原まつばら、富士ふじ五湖ごこから望のぞむ富士山ふじさんは、背景はいけい画がの代表だいひょう的てきな構図こうずとして定着ていちゃくしました。

この文化ぶんかの普及ふきゅうを後押あとおししたのが、意外いがいにも近代きんだい的てきな広告こうこくビジネスでした。浴場よくじょう内ないに看板かんばんを掲示けいじしたい広告こうこく代理だいり店てんが、スポンサー企業きぎょうから集あつめた広告こうこく料りょうを原資げんしとして、専属せんぞくの絵師えしを雇やとい銭湯せんとうへ無料むりょうで背景はいけい画がを提供ていきょうする仕組しくみを整ととのえたのです。年としに1度などのペースで広告こうこくが更新こうしんされる際さい、絵えも無償むしょうで塗ぬり替かえられたため、銭湯せんとう側がわにとっても大おおきな利益りえきとなり、富士山ふじさんのペンキ絵えは瞬まばたく間まに東京とうきょう近郊きんこうの標準ひょうじゅんとなっていきました。

高温こうおん多湿たしつの過酷かこくな環境かんきょうに耐たえるため、制作せいさくには油性ゆせいのペンキが用もちいられます。絵師えしは赤あか、青あお、黄き、白しろのわずか4色の原色げんしょくをその場ばで調合ちょうごうし、下絵したえをほとんど描えがくことなく、足場あしばの上うえからローラーや刷毛はけを使つかって一気いっきに塗ぬり進すすめます。営業えいぎょう前まえの限かぎられた数時間すうじかんのうちに巨大きょだいな壁面へきめんを仕上しあげなければならないため、絵えの具ぐが垂たれても支障ししょうがないよう上じょうから下したへと描えがき進すすめる驚異きょうい的てきな早業はやわざが培つちかわれました。

第4章: 東西の美意識と現代の湯めぐり

日本にっぽん全国ぜんこくどこでも銭湯せんとうといえば富士山ふじさん、と思おもわれがちですが、実じつはこの背景はいけい画がは東京とうきょうを中心ちゅうしんとした東日本ひがしにっぽん特有とくゆうの文化ぶんかです。関西かんさいをはじめとする西日本にしにほんの銭湯せんとうでは、壁画へきが自体じたいを描えがかないか、あるいは耐久たいきゅう性せいの高たかい焼やき物ものの「タイル絵え」を好このむ傾向けいこうがあり、富士山ふじさんのペンキ絵えが定番ていばん化かすることはありませんでした。地域ちいきごとの合理ごうり性せいや美意識びいしきの違ちがいが、風呂屋ふろやの壁面へきめんに色濃いろこく反映はんえいされているのです。

かつては数多かずおおく存在そんざいした専門せんもんの銭湯せんとう絵師えしも、内風呂うちぶろの普及ふきゅうによる銭湯せんとう自体じたいの減少げんしょうに伴ともない、現在げんざいではごくわずかな職人しょくにんがその伝統でんとうを繋つなぐのみとなっています。湿気しっけによって数年すうねんで劣化れっかしてしまうペンキ絵えは、今いまも定期ていき的てきに新あたらしい絵えへと塗ぬり替かえられています。

もしあなたが日本にっぽんの銭湯せんとうを訪おとずれる機会きかいがあれば、ぜひ湯船ゆぶねに肩かたまで浸つかり、正面しょうめんの壁かべを見上みあげてみてください。そこに広ひろがるのは、沈しずむことのない朝あさの太陽たいようと、末広すえひろがりの雄大ゆうだいな富士ふじ、そして商売しょうばいの繁栄はんえいを祈いのり続つづけてきた庶民しょみんの温あたたかな知恵ちえそのものなのです。

Sources12

Yominews stories are original Japanese adaptations of credited reporting, written with AI assistance at several JLPT levels and reviewed by a person before they are published. Read the full reporting at the sources above to support the original publishers.

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Questions & answers

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What JLPT level is this Japanese news story?

This story is written at JLPT N4, N3 and N1. Yominews rewrites the same news at several JLPT levels with furigana over the kanji, so you can read it at your level and switch levels with the tabs on the page. Reading is free and needs no account.

Where does this Japanese news story come from?

This is an original Japanese-language adaptation written by Yomimaru for learners, based on reporting from www.nikkei.com, www.kissport.or.jp, www.eisusouken.co.jp and other outlets. It is not a republished source article; the original reporting is linked in the sources.

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